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申請の方法・申請書の書き方 | |||
○最初に | |||
多くの申請書を受理したマネージャーから見て、不備な点や改めていただきたい事項を整理してみました。 アワード申請に一般的にあてはまる内容であると考えています。アワード申請をあまり経験されていない方はもちろん、ベテランにも参考にしていただきたいと思います。 尚、個人を誹謗中傷するものではありませんので、ご理解をお願いします。 当委員会制定のログを使用した例を ここ に示しました。PDFファイルですので、Acrobat Readerをお持ちの方はご覧下さい。 | |||
○一般的・共通する内容 | |||
◎A4の申請書をお使い下さい。発行者がファイリングし管理する都合上、サイズは揃えたいのです。 コンテストのログシートもA4サイズ限定というルールが増えています。JARLのコンテストは、旧形式のB5サイズで作成されたログは失格になります。 世の中の書類はBサイズからAサイズに移行しています。今後の標準化を進める意味からルールに記述していますので、ご協力をお願いします。 | |||
◎以下のような申請書はお止め下さい。 ・申請書とQSLリストをA3用紙1枚にし、申請 切ったらA4じゃないか!と言われても・・・一般的な申請方法ではありません。 ・感熱紙で書類を作成 長期保存が利きません。 ・サイズが大きい(小さい) A4よりもさらに縦が3cm程度大きいものがありました。 | |||
◎申請書には必要な事項(住所・氏名・申請賞等)を明確に記して下さい。 読みにくい文字で書かれると、誤字の原因になります。 QSLカードリストの周囲の空白部分に、これらを記入して申請された方もいました。ファイリングする穴が開けられませんでした。リストの隅に書くべき内容ではないと思いますが。 | |||
◎QSLリストは、まず市ナンバー順、続いて郡ナンバー順に記入して下さい。 町村名は不要です! | |||
◎当アワードは自己宣誓であり、第三者の証明は要りません。従って、宣誓文が必要です。必ず入れて下さい。 文が無い場合は、申請書を一旦返却し追記をお願いしています。第三者の証明を省いた代わりに、「自分自身を証明」していただきたいのです。 当委員会で準備したリストの例を示します。 「私は上記QSLリストに記載したQSLカードを所持しており、かつ上記リストの内容に間違いのないことを誓います」 | |||
JARL書式の場合、QSLカードの証明欄の文章を下記例のように修正し、ご自分のサインを入れて下さい。 例:QSLカードのリストに (途中省略) 相違ないことを誓います。 | |||
◎これが最も大切なことです。 QSLリストは、必ずQSLカードと照合して正確に記入して下さい。 ログソフトのデータに頼りきったミスが目立ちます! パソコンのデータを拾い上げて整理しただけ、チェックしていないと思われる妙な申請書があります。 ・JA0**** 4文字サフイックス! ・QSO日にはすでにサイレントキーになっている局がリストに? ・某局はXX市ではないはず・・・/φが抜けている? ・1週間前のQSOが沢山ある・・・・全部ダイレクトでQSLを回収したの? 「書類作成時の入力ミスでした」と弁明されても・・・「自己宣誓」の意味を理解していただけないようでした。 地元から見れば、XX市には誰がいる、というのは分かります。 | |||
このような疑問点があった時は、QSLの表裏コピーを提出いただくようにお願いしています。 お願いをしても、その後音沙汰なしのケースもあります。 | |||
◎20市郡賞の申請だから、と20市郡ぴったりをリストに記入して申請される方が多いようです。 さらに数市郡あれば、追記して下さい。万が一リストに不明な点があったとしても、合計で20市郡を満足していればアワードを発行します。不明な点は、次回申請時にはっきりさせていただければ結構です。 | |||
◎ルールに従って、84円切手を同封して下さい。申請何件であっても1枚で結構です。 この目的は、前記のように書類不備があった場合に連絡の郵送費を確保したかったからです。したがって、使用しない場合は申請者にお返ししています。 これからのアワード申請のあり方として、提案すべきこととも考えています。もっとも、全部インターネットで連絡出来るのなら不要な議論ですが。 | |||
◎申請料400円は定額小為替でお願いしています。500円を同封される方がいますが、返金は面倒なのでドネーションと判断させていただきます。 | |||
○当委員会で制定した申請書を使用する場合 | |||
このHPで用意した書式(PDF及びワード形式)をご利用下さい。 上記注意をご留意いただければ結構です。 見本を作成しました(PDFファイルです)。 ここ をクリックして下さい。 | |||
○JARL書式の申請書を使用する場合 | |||
◎発行者が「日本アマチュア無線連盟会長殿」と印刷されています。これは発行者の名前に変更すべきでしょう。 また、私個人の発行と誤解された方もいます。当アワードはJARL新潟県支部が発行していますので、「JARL新潟県支部 御中」で良いでしょう(「支部長殿」は無くてもよい)。 | |||
◎世の中、インターネットが普及しています。書類に対する問い合わせがメールで出来れば安くて(常時接続しているのなら、タダ)効率的です。メールアドレスを記入していただきたいと思います。 電話番号の欄があっても、電話はかけたことがありませんHi! | |||
◎申請者の住所・氏名に続いて「JARL制定のアワード規約に基づいて」と印刷されていますが、「JARL制定の」を削除したらいかがでしょうか。これなら汎用性があります。 | |||
◎古い申請書をお持ちの方がいますが、A4の申請書をお使い下さい。 | |||
◎最近のQSLカードリストは、周波数・電波形式を各データ個別に書く欄がありません。 周波数・電波形式が異なる場合は、備考覧に正確に記入して下さい。 | |||
○書類を自作される場合 | |||
◎申請書・QSLカードリストとも、当委員会制定のリストに準じた内容が記載されていれば可とします。 ログソフトからプリントアウトしたものでも受け付けます。交信時間やグリッドロケータ等の不要な情報があっても構いません。 | |||
◎繰り返しで恐縮ですが、QSLカード所持の自己宣誓文は必ず記入して下さい。 | |||
その他 | |||
申請書の入った封筒に、簡単な挨拶(メッセージ)が同封されていることがあります。その多くは電波だけでなく直接お目にかかった事のある知人ですが、大変嬉しいものです。 私自身がアワードを申請する際、20X7cm程度の紙に簡単な挨拶(定型の文章をプリンタで印刷、自筆で追記)を同封しています。申請書だけのものよりも「暖かみ」を感じると思います。 アワードを送付後、丁寧なハガキを頂戴することもあります。私にとって「宝物」になっています。 我々のように個人でマネージャー業務をやっている場合、多くはボランティアでありJARL事務局の職員とは異なります。 別のアワードを申請される際は、何か一言をマネージャーへ送ってみて下さい。アワード受賞後にお礼のハガキを送るよりも手軽です。QSOとは別な人間関係が出来てくるでしょう。 |