アワードのデザインについてご紹介します。
(この文章は、アワードをお送りする際に同封するメッセージの一部を抜粋したものです。)
新潟県、といえば皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
雪国、日本海、コシヒカリ、トキ、佐渡、スキー場、地酒、米菓、田中真紀子?・・・今は蓮池さんや曽我さん2004年の中越地震でしょうか。
県の海岸線は南北に約300km、夏はフェーン現象で暑く、冬は豪雪と闘う自然豊かな県です。そんな県の四季を彩った写真をこのアワードにデザインをしてみました。
●「春」 雪が溶けて花が咲き乱れる穏やかな季節です。
県花はチューリップ、新潟市や近郊の畑は赤・黄のチューリップのじゅうたんで彩られます。(本来は球根を採取するためなので、その美しい花は刈り取られてしまいます)
JIφBER諸橋さんから素晴らしいチューリップの写真を提供いただきました。
桜も名所が多く、高田城跡(上越市)の夜桜は、首都圏からも観光バスで見物に訪れる方が増えました。GWは田植えのシーズンでもあり、兼業農家は、一家総出で田植えを行っているようです。 写真の横越町は2005年3月21日に新潟市に合併されました。
●「夏」 日本海側は涼しい? いえいえ、連日真夏日が続き寝苦しい夜が続くシーズンです。
夏は日本海のきれいな砂浜で海水浴!高速道路も整備され各地から観光客がやって来ます。海といえばイカが美味い季節、夜になるとイカ釣り船の漁り火が見えて風情があります。
夏まつりも盛んです。 8月2・3日に開催される長岡まつりの三尺玉花火をデザインしました。色の素晴らしさはスターマインの方がFBですが、ドーーン!という音の凄さは三尺玉ならではです。両日合計で5時間のドラマ、いつかはご覧いただければ幸いです。
この写真は、長岡市役所観光課から提供いただきました。
●「秋」 実りの秋、とくれば、やっぱりお米!コシヒカリは絶品です。
「お米って、こんなに美味しかったのか!」とお思いになることでしょう。コシヒカリといえば魚沼地方が有名ですが、県内米ならどれでも美味しさは負けません。当地へお越しになって食べてみて下さい。
さて、刈り取った稲穂は「はざ木」という木を組んだ所に掛けて天日乾燥させます。数は少なくなりましたがまだ郊外では見られる風景です。この写真も,JIφBERさんからの提供です。県北部の川ではサケが戻ってきます。城下町であった村上市では、三面川(みおもてがわ)で古くからサケ漁が行われ、色々なサケ料理が楽しめます。
●「冬」 北風が吹き、雪と曇り空の日々が続く季節です。
冷え込みはきつくありませんが、やはり豪雪の苦労は住んだ人でなければ理解できないでしょう。
雪は一晩で平野部なら30〜50cm、山間部では1m近くも積もる世界、車はすっぽり白く覆われ駐車場で自分の車を探すのも大変。こんな時は、モービルホイップが良い目印になりますHi。
屋根の雪下ろしは不可欠、雪下ろし後の晴れ間を撮影した写真を旧東頸城郡安塚町役場観光課からお借りしました。 TNX JRφFEK
ちなみに、こちらでは除雪を「雪かき」ではなく「雪掘り」と言います。
JR・第三セクターの「ほくほく線」沿いにはスキー場が並び、首都圏・関西からスキー客が多数訪れます。安塚町にも「キューピッドバレースキー場」があります。
写真の安塚町は2005年1月1日に上越市に合併されました。
この季節は、カニ漁が解禁されます。獲りたてのカニを漁港で食べるのは、美味です。
食べる話にばかり脱線してしまいましたが、少しでも記憶に残るアワードとしてみたいと言う支部の想いをご理解いただきたいと存じます。
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