学校など社団局への助成金の申請受付中です(8月31日まで)

学校など社団局への助成申請が始まりました。
学校等の学生・生徒・児童さん 職員さんに是非知って頂きたい制度です。

 

申請期限は8月末日まで ※申請は郵送に限ります。
 JARLでは助成に関する規程第7条に基づく学校など社団局への助成を毎年行っています。受付期間は7月1日から8月31日までで、助成金の交付は10月中旬に行います。
助成に関する規程第7条に該当し、助成金の交付を希望する社団会員は、連盟事務局会員課あて返信用封筒に郵便番号・住所・氏名を記入し、82円相当の切手を貼って申請書類を請求ください。

http://www.jarl.org/Japanese/B_download/jyosei/jyosei.htm

長野県佐久市に於いてARISSスクールコンタクトが成功しました

10月22日佐久市子ども未来館にてARISSスクールコンタクトが成功しました。
(ARISSスクールコンタクトについてはリンク先を参照して下さい)

【ネット上のニュースリンク】
NHKニュース
JARL長野県支部

静かだったバンドが19:00JST少し前の入感予想時刻になると、8N0SDFからN1SSへの呼び出しが始まり、遂に電波の到来を示唆する雑音が聞こえ始め(感度が未だ十分に上がらない為、雑音のように聞こえる)程なく油井飛行士の声が会場に響き渡り、交信可能であることが確認されると次々に選抜された子ども達(所謂、選手ですね)が油井さんにアマチュア無線を使っての交信(通話では無い)が開始されました。

この間、一瞬だけ送受信のタイミングが合わず通報を送り直すというイレギュラーな事象も発生しましたが程度としては軽微で、これに遭遇した選手も冷静に対応し、その後の交信にも影響は出ず、国際宇宙ステーションが交信可能圏外に至る前に全員が十分に練習したメッセージを伝えることができました。

油井さんからも出身県である長野県そして子ども達に対しての特別な気持ちも伺うこともでき、交信は任務の一環ではあったと思いますが ふるさとからの便りを差し入れられたのではないかと思います。当日は油井さんのお父様も同席され選手達の交信を見守っておられました。(選手達には交信完了後、油井飛行士から頂いたと思われるお土産を特別にお渡しになっておられたようです)

今回は佐久市・佐久市教育委員会・佐久子ども未来館、協力して下さったアマチュア無線家、JARL長野県支部の皆さんのおかげで成功裏に終了できました事にお礼を申し上げます。

 

ISSと通信通話する方法は幾つかありますが、安定した音声や映像を確保する為、国家予算を意識するような設備やスタッフが必要である印象があると思いますが、実はアマチュア無線を使っての交信も可能です。ただ、街でよく見かけるアマチュア無線機を搭載した自動車と交信するのとは違い そのチャンスは多くは無く、多忙な飛行士達との交信は少々凝っていただき、辛抱して頂かないと難しいようです。

もし宇宙通信の魅力を少しでも感じたら、是非アマチュア無線の資格を取得してみませんか?
公益法人 日本無線協会
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会
株式会社キューシーキュー企画

衛星専門の周波数帯を聴いてみると、ISSだけでなくアマチュア無線が利用できる衛星がいくつか上がっていますので通常の免許範囲・設備にて国内、国外とも交信が可能です。中には月面反射で交信する強者も存在します。   (JF0JYR記事)