JA0RL・JR0ZAXの運用

信越地方本部傘下の登録クラブ・委員会にてアマチュア無線電子申請PR運用を6/1(電波の日)から7/29(アマチュア無線の日)にかけて実施しています。

JA0RL/0(地方局) JR0ZAX/0(補助局)が聞こえていましたら今年も自局免許状の有効期限を確認して頂き、

申請は1ヶ月前までに電子申請を使って再免許申請をしましょう。

ユーザID・パスワードを使ってお手軽に申請・届出を行うことができます

電子申請Liteを利用するには電子証明書は不要ですが書類で交付されるIDが必要なので事前にネット上から申し込みましょう。

電子申請Liteのメリット
A 送受信完了=申請完了なので書面申請より最終日は有利
B 申請料が軽減できる
C 処理状況が確認できる
D 申請データの保管・再利用が可能

A 再免許の申請は免許有効期限の1ヶ月前まで

アマチュア局の免許状有効期限は原則的に5年間。現在では免許失効数ヶ月前に再免許申請期限のお知らせが郵送されてくる事もありますが、ついつい先送りしてしまいがち。そしてうっかり免許有効期限を再免許申請最終日と勘違いしてそのまま失効・・・ アクティブな方なら直ぐ開局申請して元コールサインを短時間で取り戻す訳ですが、そうでなければそのままに・・・ そして時々「どうせバレない」と思い、無免許状態のまま馴染んだ失効コールサインでQSOなんて ありませんよね?

 

B 申請料が安く済みます。

再免許
書面申請 3,050円
電子申請 1,950円 (1,100円のお得)

新規   50ワット以下のアマチュア局の場合
書面申請 4,300円
電子申請 2,900円 (1,400円のお得)

新規   50ワットを超えるアマチュア局の場合
書面申請 8,100円
電子申請 5,500円 (2,600円のお得)

 

C 処理状況はログインして常に確認可能です(メール連絡もありますが)

書面申請は発送時点を把握していても無事処理されたかどうか判らず(電話した人もいるようですが)、免許が届くまで待つしかなかった 或いは書類不備で返送されてきてしまい「ぬか喜び」だったりした経験をお持ちだと思います。 電子申請では毎日の細かい進捗までは判らないものの受理状況や処理状況が其れなりに判ります。また申請の取り下げも自ら簡単に行えるので何かの事情が発生した際の引き際もFBです。

D データの再利用が可能

書面申請の時は自局の申請書類の保管管理は絶対で、怠ると再免許申請時には調査が大変でした。
しかしIDパスワードを管理しておくと(パスワードは定期的な更新が求められる)現状のデータがそのまま使用できるので書き写したり、揃える手間が大幅に軽減されます。新規開局や変更申請は工事設計書の作成に、其れなりの手間は喰いますが、再免許申請時には多分5分と掛からないのではないでしょうか。

 

これってもしかしてデメリット?

先にメリットを挙げた以上、そうで無いかも知れない部分にもチョットだけ・・・
簡単・早い・便利の電子申請ですが制度上恐らく唯一の「なんで?」という部分があります。
それは自局免許状の受領の為、返信用封筒を用意して総合通信局担当課へ送付する事です。

例えば信越地区の場合、無線通信部陸上課へ申請番号を表記して送付します。
担当官からのアドバイスとしては周波数の指定事項が少なければ82円切手で済みますが「下から上まで」的な申請(特に1280MHzを申請)した場合、以下の3行(免許状記載では)が必ず入るので用紙一枚には収まりきれず二枚に渡ってしまう。使用封筒に因っては25グラムを超えてしまい82円では収まらない場合があるとのこと。となれば封筒の重量を検討するか、もう10円余計に貼るか・・・

*備考*
1280MHz帯を常置場所以外で使用する場合の空中戦電力は、1W以下に限る。
1280MHz帯の使用は、一次業務の無線局に有害な渾身を生じさせ又は一次業務の無線局からの有害な混信に対して保護を要求してはならない。

そこで解決策の一つとして代引きを使用する方法があります
書面申請全盛をよく知る方は直接総通局での受領を選択するか、切手を貼った返信用封筒(一種のSASE)を作成し送付するなぞ、造作も無い事でしたが電子申請時代に残された唯一と言って良い「ん??」的な免許状受領用封筒の送付はやっぱり不評です。
アマチュア無線家としては申請料をネット送金する際に上乗せして納付し、総通局から免許状の受領を待つだけの方法が望ましいのですが 申請料は国庫へ行くが郵送料はそこから使えないらしく別物扱いとのこと。
そこで現れたのが「代引きによる免許状受領」520円と何となく高額に思えますが返信用封筒の作成とその送付の手間、長3型封筒を常備している場合は2枚使用してもほんの少しだけの費用(でも書き損じもあるかも・・・)もしなかったら100円ショップで購入か? 切手代も最低82円×2=164円 免許の折りたたみを嫌えば更に高額な切手も必要ですし、そこまで気を使う方は書留か速達かも悩みますよね?

面白い事に代引きだとその様な悩みや手間も省けて、しかも総通局直接印字の免許状では無い為、簡単に言うと通常交付される免許状より紙的に「強い」そうです。

因みに件の担当官から伺った際に、信越地区では約40%が代引き交付との事!

代引き 意外とメリットかもしれないので 次回は代引きしてみますか・・・
2015年6月3日 | カテゴリー : , ,

JARL会員強化企画(信越地方本部特典;ARDF)

【信越優待 第2弾】
JARL登録のクラブ員増強企画に加えてARDFを愛好する高校生以下の皆さんにも優待枠を設けました。

この企画を利用して入会された高校生以下の皆さんには、27年末までに開催されるARDF大会の参加費等が割引になる予定です。

各県のARDF委員会にて扱いますので団体・個人共に通常入会される前にご連絡下さい。

JARL会員増強企画(信越地方本部特典;登録クラブ)

【信越優待】
4/1からJARLで会員増強企画が始まりますが、信越地方本部でもこのキャンペーンに併せて増強企画を追加実施します。
◎JARL登録クラブ増強企画 (4/1-1/31)
現在JARL未加入のクラブ員の方を4名以上正員入会させてください。
登録クラブに、ミーティングや公開運用時に便利な「クラブ旗」を一枚進呈いたします。
・本企画に有効な入会基準とは
正員(7200円/年)を1名分と扱います。
家族会員(3600円/年)は2名で正員1名として扱います。(補足4/28)
・クラブ旗の仕様は地方本部指定の物となります。
・新たに登録クラブとして申請するクラブに対してもこの特典は有効です。
入会手続きと会費等の納入を地方本部経由とした申し込みが信越優待の対象なので
直接JARLやその他の機関経由での入会手続きでは有効とはなりません。

 

・(追記)先着10クラブに限ります。 (3/19)
・(追記)見附クラブ(新潟県支部)が達成しました!

 

*ご質問はJF0JYR jf0jyr@jarl.com経由またはこちらにてお願いします。
2015年3月15日 | カテゴリー : , ,

平成27年1月5日よりアマチュア無線のバンドプランが変更

新バンドプラン(PDF) (JARL Webへリンク)

【改正された告示等】

  • アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別
  • アマチュア局の無線設備の占有周波数帯幅の許容値
  • アマチュア局が動作することを許される周波数帯
  • アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号
  • 電波法関連審査基準

【バンドプラン改正の概要】

今回のバンドプラン改正点の概要は下記のとおりです。なお、3.8MHz帯、10MHz帯、144MHz帯、430MHz帯については変更点はありません。

  • 135kHz帯、1.9MHz帯
    これまでこの周波数帯での狭帯域のデータ通信は占有周波数帯幅が100Hz以下のものに限られていましたが、今回の改正により占有周波数帯幅が100Hzから200Hzに広がったため、JT-65Aなどの通信がおこなえることになります。
  • 3.5MHz帯
    狭帯域データは3,520から3,530kHzまででしたが、3,520から3,535kHzに変更になり、5kHz狭帯域データの区分が増えて国際間 の整合がとれました。狭帯域の電話と画像は、3,535から3,575kHzと10kHz減少しています。外国の局との交信に限り、3,535kHzから 3,575kHzまでの周波数で狭帯域データによる交信が可能になります。
  • 7MHz帯
    7MHz帯の狭帯域データは、7,025kHzから7,040kHzでしたが、7,030kHzから7,45kHzに変更になります。狭帯域の電話・画 像は7,045kHzから上の周波数になります。なお、外国の局との交信に限り、7,045kHzから7,100kHzまでの周波数で狭帯域データによる 交信が可能となります。
  • 14MHz帯
    外国の局との交信に限り、14,112kHzkHzから14,150kHzまでの周波数で狭帯域データによる交信が可能になります。
  • 18MHz帯
    外国の局との交信に限り、18,090kHzから18,100kHzまで、18,110kHzから18,120kHzまでの周波数で狭帯域データによる交信が可能になります。
  • 21MHz帯
    外国の局との交信に限り、21,125kHzから21,150kHzまでの周波数で狭帯域データによる交信が可能になります。
  • 24MHz帯
    狭帯域データの周波数は24,920kHzから24,930kHzでしたが、24,910kHzから24,930kHzに拡張されます。また、外国の局との交信に限り、24,930kHzから24,940kHzまでの周波数で狭帯域データによる交信が可能になります。
  • 28MHz帯
    外国の局との交信に限り、28,150kHzから28,200kHzまでの周波数で狭帯域データによる交信が可能になります。
  • 50MHz帯
    狭帯域データの周波数は50.030MHzから51MHzでしたが、50.020MHzから51MHzに拡張されます。
  • 2400MHz
    2,400MHzから2,405MHzまでの衛星周波数帯でEME(月面反射通信)がおこなえるようになります。
2015年1月5日 | カテゴリー : , ,