不法無線局の共同取締りを実施-新潟県上越市

平成30年7月17日
信越総合通信局

不法無線局の共同取締りを実施
~不法無線局開設者1名を摘発~

 信越総合通信局(局長 清水 智之)は、7月14日、海上保安庁上越海上保安署と共同で、新潟県上越市において、船舶に開設した不法無線局の取締りを実施し、1名を摘発しました。
 電波利用の高度化、利用分野の拡大が進む中で、不法無線局が消防・救急無線、携帯電話などの市民生活に不可欠な重要無線通信に妨害を与える事例が増加しています。
 このため今後とも、海上保安庁と連携して、このような取締りを継続することにより、電波を安心して利用できる環境の向上に努めます。

1 事実の概要
 摘 発
 不法無線局を船舶に開設(アマチュア無線機を設置)した
 男性1名 長野県中野市在住 56歳

不法に設置されていた無線設備

 

2 適用法令
 電波法第4条第1項(無線局の開設)「不法開設」
 同法第110条第1号(罰則)「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」 

 

連絡先
無線通信部監視調査課
電話 026-234-9945
2018年7月17日 | カテゴリー : ,

JT65での運用に注意して下さい

信越総合通信局の報道に拠ると長野県松本市のアマチュア無線家に37日間の無線局運用停止処分及び無線従事者の従事停止処分が下されました。
(メニューの監査指導>報道記事にも転載あり)

理由は報道発表にも有るとおりJT65を使用しての周波数逸脱(3.5MHz帯)行為であり、総務省は中央・地方機関を使って常に電波監視業務と評価を行っております。

アマチュア無線の運用には免許人と云えども、その資格・免許条件に注意して運用して下さい。

参考ページ
信越総合通信局

関東総合通信局  お知らせ

JARL 電波形式について

JT65

JARL新潟県支部が信越総合通信局と連携運用を実施しました。

11月10日(火)新潟県中越地区に於いてJARL新潟県支部監査指導委員会は信越総合通信局 監視調査課と連携運用を実施しました。

連携運用=JARLのガイダンス局と総合通信局の規正局が連携してアマチュアバンド内の不法運用に対して
運用指導を行うこと。

最近は信越総合通信局と各地警察署との共同取締り回数も増加し、不法開設者は次々に検挙されているところですが、バンド内違反者の多くを占めるコールサイン不送出に対しても こうした局が交信中でも割り込んで指導を行います。

一回の指導アナウンスは短いですが、それまでの交信は記録していますので集積されていけば、いつか勤務先や出入り先に電波法の遵守と協力を確信を以て「お願い」に入る場合もあります。

違反事例の多い日中の貨物自動車・工事車両のFM交信にはコールサインを忘れずに。