JARL新潟県支部が信越総合通信局と連携運用を実施しました。

11月10日(火)新潟県中越地区に於いてJARL新潟県支部監査指導委員会は信越総合通信局 監視調査課と連携運用を実施しました。

連携運用=JARLのガイダンス局と総合通信局の規正局が連携してアマチュアバンド内の不法運用に対して
運用指導を行うこと。

最近は信越総合通信局と各地警察署との共同取締り回数も増加し、不法開設者は次々に検挙されているところですが、バンド内違反者の多くを占めるコールサイン不送出に対しても こうした局が交信中でも割り込んで指導を行います。

一回の指導アナウンスは短いですが、それまでの交信は記録していますので集積されていけば、いつか勤務先や出入り先に電波法の遵守と協力を確信を以て「お願い」に入る場合もあります。

違反事例の多い日中の貨物自動車・工事車両のFM交信にはコールサインを忘れずに。

地方本部・県支部合同役員会が開催されました(新潟県・長野県)

11月7日(土)新潟県妙高市に於いて、信越地方本部では新潟県支部・長野県支部役員・委員を交え合同役員会を開催しました。

信越地区の合同役員会は例年この時期に来年度の活動予定、コンテスト規約、特別局の申請計画を整理し 翌年のクラブ代表者会議に提案する議案材料を全員で揉んでみる+その他 というものです。

検討された主な物は以下のとおり

・来年度の活動計画

・特別行事企画の提案

・特別局の申請予定

・全信越アワードのリニューアル

・WNC委員報告

・ARDF委員報告

・コンテスト委員報告

・JARL会員増強企画の進捗報告

・理事会報告

・新クラブ登録について

・新スプリアス政策について

de JF0JYR 高橋哲也

2015年11月8日 | カテゴリー : , ,

長野県佐久市に於いてARISSスクールコンタクトが成功しました

10月22日佐久市子ども未来館にてARISSスクールコンタクトが成功しました。
(ARISSスクールコンタクトについてはリンク先を参照して下さい)

【ネット上のニュースリンク】
NHKニュース
JARL長野県支部

静かだったバンドが19:00JST少し前の入感予想時刻になると、8N0SDFからN1SSへの呼び出しが始まり、遂に電波の到来を示唆する雑音が聞こえ始め(感度が未だ十分に上がらない為、雑音のように聞こえる)程なく油井飛行士の声が会場に響き渡り、交信可能であることが確認されると次々に選抜された子ども達(所謂、選手ですね)が油井さんにアマチュア無線を使っての交信(通話では無い)が開始されました。

この間、一瞬だけ送受信のタイミングが合わず通報を送り直すというイレギュラーな事象も発生しましたが程度としては軽微で、これに遭遇した選手も冷静に対応し、その後の交信にも影響は出ず、国際宇宙ステーションが交信可能圏外に至る前に全員が十分に練習したメッセージを伝えることができました。

油井さんからも出身県である長野県そして子ども達に対しての特別な気持ちも伺うこともでき、交信は任務の一環ではあったと思いますが ふるさとからの便りを差し入れられたのではないかと思います。当日は油井さんのお父様も同席され選手達の交信を見守っておられました。(選手達には交信完了後、油井飛行士から頂いたと思われるお土産を特別にお渡しになっておられたようです)

今回は佐久市・佐久市教育委員会・佐久子ども未来館、協力して下さったアマチュア無線家、JARL長野県支部の皆さんのおかげで成功裏に終了できました事にお礼を申し上げます。

 

ISSと通信通話する方法は幾つかありますが、安定した音声や映像を確保する為、国家予算を意識するような設備やスタッフが必要である印象があると思いますが、実はアマチュア無線を使っての交信も可能です。ただ、街でよく見かけるアマチュア無線機を搭載した自動車と交信するのとは違い そのチャンスは多くは無く、多忙な飛行士達との交信は少々凝っていただき、辛抱して頂かないと難しいようです。

もし宇宙通信の魅力を少しでも感じたら、是非アマチュア無線の資格を取得してみませんか?
公益法人 日本無線協会
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会
株式会社キューシーキュー企画

衛星専門の周波数帯を聴いてみると、ISSだけでなくアマチュア無線が利用できる衛星がいくつか上がっていますので通常の免許範囲・設備にて国内、国外とも交信が可能です。中には月面反射で交信する強者も存在します。   (JF0JYR記事)